BIOGRAPHY
1991
1991年10月21日に発表された、今や伝説的なコンピレーションアルバム『DANCE 2 NOISE 001』に参加し注目を集める。収録曲『CALL ME』は当時イギリスでアンダーグラウンドカルチャーから勃興した、セカンドサマーオブラブと呼ばれるムーブメントに呼応したものであった。アッシッドハウス、テクノ、シューゲイズ、その全てをミキサーに入れてごちゃ混ぜにしたサウンドは音楽業界内外で話題を呼んだ。
1992
1992年1月21日、1stシングル『WALK ON THE MOON』、1stマキシシングル『3REMIX+1』でビクターインビテーションよりメジャーデビュー。同年2月21日に1stフルアルバム『MUSTARD』をリリースし、「C-CUBE」と題した全国7箇所を廻るプロモーションツアーを実施する。同年4月6日、当時新宿にあった日清パワーステーションにてワンマンライブを行う。同年7月には全国ツアー「AFTER MEAT MUSTARD」、ツアー中の同年7月22日に2ndシングル『someday colse your eyes』、2ndマキシシングル『someday ep』を発表。ツアー終了後、ロンドンへ渡りレコーディング、同年11月21日に2ndアルバム『vibES』を発表。
1993
翌1993年1月全国ツアー「CHAIN ME RUN」を実施、渋谷公会堂でのワンマンライブを成功させる。同年5月、マキシEP『NEXSUS7』発表後、ベースのKAJIWARAが脱退。その後4人で活動し、同年7月21日にシングル『mothor』を発表。その後再び渡英しレコーディングを開始。同年11月21日にシングル『Blind Venus』、12月17日に3枚目のアルバムとなる『INTERFACE』を発表しリリースライブをオンエアーイーストで実施。事実上ラストライブとなった。
1994
1994年2月、解散を表明。
解散後、ビクターインビテーションと、当時イギリスのアンビエントテクノ最重要レーベル、RISING HIGH RECORDSよりリミックスアルバム『STARSHELL CUSPAR POUND REMIX OF M-AGE』がリリースされる。その数年後、プロディジーやファットボーイスリムなどに代表されるデジタルロック、バンドとDJの融合など、いち早く体現した貴重なバンドであった。リリースされた音源は現在のシーンにおいて、音圧の差こそあるものの、その革新的なサウンドは色褪せていない。
2020
2020年1月21日、オフィシャルサイトと公式Twitterアカウントを開設。2021年1月21日の再結成ライブを発表。
2021
2021年2月10日にはバンドとしては初のベスト・アルバムであり、再結成後初の作品となる『RE:CONSTRUCTION 1991-1994』を発売。CD2枚組で通常盤と限定生産盤の2種類を発売、両者共通のCDはデビューから解散までの全音源の中から選曲されており、加えて再結成後初の新曲となる『Bird Cage』も収録。限定生産盤にはさらに未商品化映像を含めた映像特典を集めたDVDとブックレットも同梱された。なお、再結成ライブは新型コロナウイルス感染症の流行により、幾度となく延期を余儀なくされたものの、同年9月22日にTSUTAYA O-EASTにて晴れて実現した。
同年12月1日にはクラブクアトロで「BE REACHING EPIDEMIC~4D NEW EXPERIENCE TYPE3」を開催。自主レーベルVodka Recordsより「FAIT ACCOMPLI」「聖者の行進」を発表。
2022
2022年2月5日にはGOTOBEDとスプリットライブ「WANDER AROUND THE PARALLEL WORLD」を渋谷ビーツにて行う。同年4月には、初のファンミーティングを開催。同年年7月25日吉祥寺クラブシータにて「INTO THE NEW BEGINNING」を開催。「キミ NO TRIGGER」、2021年に行われたREUNIONライブDVD「M-AGE 1991→2021 REUNION 2021.09.22 SHIBUYA O-EAST LIVE 」を発表。
2023
再結成後は自主レーベルVodka Recorsより、「FAIT ACCOMPLI」「聖者の行進」「キミ No TRIGGER」といった新曲や、過去曲のリミックス作品『RE:QREATE 1991-1994』シリーズを制作。
そして2023年11月1日、約1年半の沈黙を破り、NEW TRACK「Coral Reaf」を引っさげて吉祥寺クラブシータにて「Phaze IV」を開催。来春発表予定のアルバムの方向性を伺う貴重なライブになるだろう。