TALK ABOUT…SILENT FEARS

KOICHIRO

アルバムの一曲目に相応しい曲。全てを飲み込む破壊力のあるギターとノイズサンプルの嵐。そして実は抑揚のあるメロディーラインは実にミヨケンらしい 。残念だったのはミヨケンが書いてきた歌詞のメモが汚くて読めなかったことw当時の歌詞は全て手書き。奇しくも今の時代にあった歌詞のように思う。


MIYO-KEN

たいした機材を持ってるわけもなく、アンプ等はレンタルしてもらっていた。
当時Hook Upにいた峰守さん(現MASTER TONE、数々の有名アーティストのレコーディングをサポート。この世界では知らない人はモグリ)にいろんなアンプを持ってきて頂いた。

その後購入する事になるのだが、そのアンプはプリ管をマーシャル、ソルダーノ、メサブギーとサウンドのキャラに分けてチョイス出来て、ループも何系統かあってそれらをプログラムできるというかなり自由度が高いものだった。この曲ではソルダーノタイプを使用したと思う。

ギターは以前から使用していたシェクターのストラト(アンディーテイラーモデル、デュランデュランw)を使用。シェクターは今ではヘヴィ系のギタリスト御用達ブランドだが、1980年代末はムーンなどと並んでコンポーネントストラトなど、本家とは一味違ったギターを製作し人気があった。


OKAZAKI

この曲はファーストアルバムの一番最初に録音された曲。世田谷の小さなスタジオだった。初めてという事もあり勝手がわからずエンジニアの比留間さんとディレクターの田中さんに言われるがまま進んでいた感じだった。
ドラムは全音色打ち込み。ハイハットに表情がないと指摘され横ちゃんと二人で強弱を作っていった。
(今思うとレコーディングスタジオで打ち込みの仕込みをさせてもらっていたと思うとは凄いことなのである。笑)
16分音符でジキジキ刻んでいるノイズはMIYO-KENのレスポールでエッジの効いた音を弾いてもらいサンプリング。
「サイレントフィアーズ♪」と歌の後にキュアーキュアーいっているノイズは何からか忘れたがサンプリングした音色をピッチベンドで遊んだもの。


DJ PEAH

この曲もLIVE盛り上がる。シーケンスの縛りがなく、NOISE関係は鍵盤でサンプリング叩いていました。PAD叩くのと同じですね。これもよくBPM変わることがあります。