TALK ABOUT…HEAVEN

KOICHIRO

フラットでミヨケンとデモを作ってる段階からアレンジの方向性は固まっていたので仕上がりが想像できた曲。(この頃は相当珍しい)
忙しかったけど、見るもの、聞くもの全てが美しく夢のような時間。それと同時にIRAのテロなど日本にいると想像できない負の側面も垣間見る事ができた。歌詞は「救い」や「救済」がテーマ、ロンドンでの出来事が歌詞になっている。

Twitter のアンケートで、この歌詞をいいと言って下さる方がいて、素直に嬉しかったです。
余談だけど、ミヨケンがアルバムで多様してたワーミーペダルを電圧変換せずそのままコンセントに差し込んで壊したのを覚えている。2台持っていって良かったねw

Computer apple Macintosh SE30
MIDI sequence VISION
sampler AKAI S1100,MPC3000
synthesizer Roland JD-800,JUNO-106, MOOG MIDI-MINI ,Oberheim Xpander
スタジオにJUNO とOberheimがあって勝手に使ってた気がするけど、圧倒的に出番が多かったのはJUNO-106だ。


MIYO-KEN

ロンドン・ヒースロー空港に到着すると、滞在期間中ずっとお世話になるコーディネーターさんが出迎えてくれた(M-AGE御一行様的なものは無かったw)。

バンに乗り込み運転手のお兄さんに軽くご挨拶。

メンバー、スタッフ共に長旅の疲れもどこ吹く風で、日本とは全く違う気候に多少戸惑いながらも窓を少しだけ開けてて、英国の匂いをおもいっきり吸い込んだ。

これから起こるであろう様々な出来事に想いを馳せながら、バンはロンドン市街地に向けて颯爽と走り出した。
車窓に流れる風景を見ながら、改めて、俺らが愛して止まない音楽が生まれたこの地でM-AGEのレコードを作る事実に、メンバー其々が嬉しさを噛み締めていたと思う。
初の海外レコーディングは順調な滑り出しを見せたのであった(気分的にはね)


OKAZAKI

Koichiroの曲、バスドラムはTR-909のサンプリング。スネアは3種類位の音源を合わせた。ハイハットは同じ音色を2パターン作って左右に振り分けてるのが当時のちょっとした優越感だった。
イントロ途中から出てくる小音量で鳴っているスネアはTR-606のサンプリング。
この頃からリズム(グルーヴ)の作り方が多色々な音色を多重に使用することを意識していた記憶。
この時のレコーディングのエンジニアさんが自前のシンセをスタジオに持って来てくれてこれ使ってみる?って言ってくれていた。スゲー良い音が沢山メモリーされていた。その中の音色の一つをオレたちに聞かせて彼が言った「この音色はフランキーゴーストゥーハリウッドが使った音だよ♫」…。。。「うぉ~~!!」ってなったww。モチロンそこに横ちゃんも居た^_^ニコニコだった。


DJ PEAH

乾いたスネアから入る!それは頭になかった。誰が考えたんだっけ? D.okazaki さんですかね。
うろ覚え。
Aメロはとても明るくメロディアスでサビで一転神秘的な展開になる。この曲は好きな人多いと思う。全体的に各パートがベストマッチしています。乾いたスネアにエレクトロなドラムマシンのフィルが入ってくるリズムにも注目。